UnityHub から新しいプロジェクトを作成するときに、テンプレートから Lightweight RP(以下、LWRP)や High-Definition RP(HDRP)を指定することができます。

LWRP はモバイルやVR向けに、ライティングおよびシェーディングの機能を軽減する代わりに、リアルタイム性を損なわないようパフォーマンスを最適化する、というもののようです。
HDRPはもっとリッチな描画に向いているのでしょうね。HDRP は Unity2019.1.0f2 時点ではまた Preview 扱いのようです。

ということで、今回は LWRP の話。


LWRP 設定のプロジェクトに通常のモデルアセット等を取り込むと、ピンク一色になる

こんな感じ。Material(のShader)が不正だと、このようなことになるようです。
スクリーンショット (1105)

インスペクターを見てみると、こんな感じ。ピンクですね。紫かな?
スクリーンショット (1105).png


メニューから一括修正適用する

これは、Unityエディターのメニューから一括修正できるようです。

こちら。Edit > Render Pipeline > Upgrade Project Materials to LightweightRP Materials を実行すればOK。
スクリーンショット (1106).png
ピンク一色状態を修正できました。
今回は一括修正しましたが、メニューから Upgrade Selected Materials ~ を選べば、選択した Material のみを修正できるのでしょう。

ここまでの参考資料。


微調整

さて、ここまでの時点でのモデルの状態です。
スクリーンショット (1111).png

やや光を反射しすぎているように感じたので、Shader の設定を微調整しました。
モデルのインスペクターで、設定されているMaterialのShader(Lightweight Render Pipeling / Simple Lit )ごとに、Smoothness の値をスライダーで調整してやると、光の反射の加減を調整できました。
スクリーンショット (1112).png
デフォルトが 0 で、最大値の 1 に近づけていくと Unlit のように、光を反射しない感じになっていきます。
今回は 0.8 にしてみました。こんな感じ。
スクリーンショット (1110).png

LWRP の設定、まだまだ分からないところが多いですが、少しずつ試していきたいと思います。

今回は以上です。