(この記事の使用環境: Unity5.5.0f3 Personal、Windows10、SteamVR Plugin 1.2.0、VRTK3.0.1)
コントローラーの Grip ボタンで掴むことができる、また、Trigger ボタンで使うことができる、複数のインタラクタブルオブジェクトが配置されています。
Gun は持って、銃弾を発射することができ、またWhirlygig(ヘンテコな箱)は持って、トップの部品を回転させることができます。7個一列に並んでいるWhirlygigはそれぞれ設定値が変えられており、振る舞いの違いを確認することができます。
以下、シーンに配置されているオブジェクトについての概要説明です。
今回はVR用アセット「VRTK」に収められている Example 008_Controller_UsingAGrabbedObject の解説です。VR空間内でオブジェクトを「掴んで」、「使う」デモです。
■公式サイトの解説
VRTK公式サイトでこのExampleの解説文及び解説動画を見ることができます。ただし、動画に関してはVRTK旧バージョンのときに作られたものであり、VRTK3.0(以降)とは設定は異なっていることに留意してください。動きを中心に見てもらえれば良いかと思います。
このExampleの解説動画
■VRTKのセットアップ方法および使用されているスクリプトの解説
適宜、以下の記事を参照願います。- VRTKのセットアップ方法
[VR] VRTK3.0のセットアップ方法 [Unity][HTC Vive][VRTK3.0]
- スクリプト「VRTK_InteractableObject」の解説
[VR] 「VRTK_InteractableObject」の概要(掴める/使えるオブジェクト) [Unity][VRTK3.0][Vive]
- スクリプト「VRTK_InteractUse」の解説
[VRTK解説] 「VRTK_InteractUse」の概要(VR空間で物を使う) [Unity][VRTK3.0][Vive]
- スクリプト「VRTK_InteractGrab」の解説
[VRTK解説] 「VRTK_InteractGrab」の概要(VR空間でつかむ) [Unity][VRTK3.0][Vive]
■Exampleの解説
VRTK/Examples 内にある当該番号のシーンを呼び出すことで、デモを動かしてみることができます。
コントローラーの Grip ボタンで掴むことができる、また、Trigger ボタンで使うことができる、複数のインタラクタブルオブジェクトが配置されています。
Gun は持って、銃弾を発射することができ、またWhirlygig(ヘンテコな箱)は持って、トップの部品を回転させることができます。7個一列に並んでいるWhirlygigはそれぞれ設定値が変えられており、振る舞いの違いを確認することができます。
以下、シーンに配置されているオブジェクトについての概要説明です。
- Gun : VRTK_InteractableObject を継承した Gun スクリプトがアタッチされている。 Gripボタンで掴むことができ、また、Triggerボタンで使う=銃弾を発射することができる。
- Whirlygig : VRTK_InteractableObject を継承した Whirlygig スクリプトがアタッチされている。 Gripボタンで掴むことができ、また、Triggerボタンで使う=トップにある赤色の部品を回転させることができる。
- Whirlygig (1) ~ (7) : テーブル上に7個一列に並んでいるWhirlygig。それぞれ設定値が変えられており、振る舞いの違いを確認することができる。それらの設定値の解説は別の記事で行う予定です。
今回は以上です。
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