(この記事の使用環境: Unity 2018.1.0b10 Personal、Visual Studio Community 2017, Windows10)
ダッキングって何?
「ある音を目立たせる等の目的で、こちらの音を一時的に下げる処理」のことのようです。こちらの記事が分かりやすいかも。
Tanks tutorial で紹介されてたやつ
UnityのAudioMixerコンポーネントにはいろんな機能があるようなんですけど、公式の Tanks tutorial でダッキングの方法が紹介されていたので、メモしておこうかなと。Tanks tutorial はこちら。
チュートリアル内の AudioMixer の設定パートはこちら。
こんな感じになる。
UnityのAudioMixerでダッキング。SEが鳴っているときはBGM音量が絞られる。 pic.twitter.com/MgSzJOkAcY
— ねぎたま@UnityブログURL変更 (@onionslice2) 2018年3月10日
設定メモ
あとは設定メモ。備忘録的な。AudioMixerを作成、設定する
まずはAudioMixerコンポーネントを作成し、グループを作成する。で、各AudioSourceのインスペクターでAudioMixerグループを割り当てる。- Master グループ直下に、Music、SFX、Driving グループを作成する
- Music グループ:GameManagerのAudioSource(BGM用)
- SFX グループ:ShellとTankの爆発音、Tankの発弾音
- Driving グループ:Tankのエンジン音
Volumeの設定
グループごとにVolumeの設定をする。このチュートリアルではエンジン音が大きいので、Volumeを下げておく。- Music グループ:-12db
- Driving グループ:-25db
いよいよダッキングの設定。
上記の設定によって、SFX グループ(弾の発射音、爆発音)の音量が上がったとき、すぐに Music グループ(BGM)の音量が下がります。SFXグループの音量が下がるとMusicグループの音量が元に戻ります。あとがき
試してみると、こういう設定はゲームプレイ時の心地よさにけっこう影響することが分かります。ゲームリリース前の仕上げのときなどに、気にしてみるといいかもしれないですね。今回は以上です。
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