(この記事の使用環境: Unity5.5.0f3 Personal、Windows10、SteamVR Plugin 1.2.0、VRTK3.0.1)


VR用アセット「VRTK」のスクリプト VRTK_BaseGrabAttach の概要です。
グラブアタッチの基本となる抽象クラスです。
SnapCrab_NoName_2017-2-16_16-10-28_No-00

■公式サイトの解説

まずは公式サイトによる解説。これで用が足りる方は以下を読む必要はありません。

VRTK_BaseGrabAttach · VRTK - Virtual Reality Toolkit

以下、公式サイトの解説をざっくりと直訳または意訳したもの+若干の補足です。誤り等があれば指摘してもらえると大変ありがたいです。また、イベントおよびメソッドについての解説は省略していますので、それらは公式サイトを参照願います。


■概要

  • VRTK_BaseGrabAttach は、すべてのグラブアタッチスクリプトが継承する抽象クラスである。
  • これは抽象クラスであり、ゲームオブジェクトに直接適用することはできず、ロジックも実行しない。

■インスペクタのパラメータ

  • Precision Grab: これをチェックすると、コントローラーがオブジェクトをつかんだときに、コントローラーが触れているオブジェクトの特定のポイントで正確につかむ。
  • Right Snap Handle: 空のゲームオブジェクトとして提供されるトランスフォーム。アイテムの子でなければならず、グリップされたアイテムを右手のコントローラに対して回転させて配置するためのオリエンテーションポイントとして機能する。Right Snap Handle がなく、Left Snap Handle がある場合は、Left Snap Handle が使用される。スナップハンドルが指定されていない場合、オブジェクトはその中心点につかまれる。Precision Snap は必要とされない。
  • Left Snap Handle: Right Snap Handle の説明を左手用に読み替えたもの。
  • Throw Velocity With Attach Distance: オブジェクトが投げられたときに、オブジェクトのアタッチポイントとコントローラーのアタッチポイント間の距離が、より速い投げる速度を計算するために使用される。
  • Throw Multiplier: 投げられたオブジェクトの速度に掛ける係数。これは、Interact Grab Throw Multiplierと組み合わせて使用​​して、特定のオブジェクトを通常よりもさらに投げられるようにすることもできる(または、1より小さい数字が入力された場合は短い距離になる)。
  • On Grab Collision Delay: オブジェクトを最初につかんだときにオブジェクトに影響する衝突を遅らせる時間。これは、ゲームオブジェクトをつかんでいるときに別のオブジェクトの内側に詰まってしまう可能性がある場合に便利。

■関連するExamples

関連するExamplesについての解説記事です。
  • なし

■VRTKのセットアップ方法および関連スクリプトの解説

VRTKのセットアップ方法および関連するスクリプトについての解説記事です。

今回は以上です。