(この記事の使用環境: Unity5.5.0f3 Personal、Windows10、SteamVR Plugin 1.2.0、VRTK3.0.1)


VR用アセット「VRTK」のスクリプト VRTK_ChildOfControllerGrabAttach の概要です。
掴んだオブジェクトがコントローラーの子となり、コントローラーの位置・回転を追従し、他のオブジェクトとの衝突等でぐらつかなくなります。

■ このクラスは VRTK_BaseGrabAttach を継承しています。

全画面キャプチャ 20170218 101946

■公式サイトの解説

まずは公式サイトによる解説。

VRTK_CustomJointGrabAttach · VRTK - Virtual Reality Toolkit

以下、公式サイトの解説をざっくりと直訳または意訳したもの+若干の補足です。誤り等があれば指摘してもらえると助かります。また、イベントおよびメソッドについての解説は省略していますので、それらは公式サイトを参照願います。


■概要

  • VRTK_ChildOfControllerGrabAttach は、オブジェクトをつかんだときにそれを掴んでいるオブジェクト(※ コントローラー)の子にするために使用される。
  • 掴まれているオブジェクトは、掴んでいるゲームオブジェクトの子として、掴んでいるオブジェクトの位置と回転を自然に追従する。
  • オブジェクトの Rigidbody は掴まれているとき isKinematic に設定され、離されたとき元の状態に戻る。

■インスペクタのパラメータ

  • なし

■関連するExamples

関連するExamplesについての解説記事です。

■VRTKのセットアップ方法および関連スクリプトの解説

VRTKのセットアップ方法および関連するスクリプトについての解説記事です。

今回は以上です。